当団体活動への応援の声をご紹介いたします

当団体の活動に対して多くの方より応援のメッセージを頂いております。

多くメッセージの中より掲載許可を頂いた応援の声をご紹介いたします。

頂戴したメッセージは、順不同で掲載させていただいております。

長崎市長 鈴木 史朗

メッセージ

このたびの法人の設立に際し、ご挨拶申し上げます。
長崎市は認知症のかたやご家族が住み慣れた地域で自分らしく安全安心に生活できるまちづくりを目指しています。
超高齢社会において認知症による行方不明は誰にでも起こりうる問題であり、貴会の発足・活動は、同じ境遇にいるかたや不安を感じておられるかたの大きな支えになることでしょう。
私たち行政は、市民のみなさんや関係機関と協働し、これからも認知症施策を推進していきます。
これから、会員の皆様一致協力のもと、ご活動が全国に広がっていくことを心よりご祈念申し上げます。

認知症当事者ネットワークみやぎ代表理事 
丹野智文

メッセージ

認知症行方不明者家族等の支える会を応援したいと思います
私は認知症の当事者として確かに行方不明になるのは困るがなぜ出かけるか、そして安心安全な町って誰の安心安全な町を考えているのかを一緒に考えて行きたいと思っています。
みなさんが自分が認知症になった時にどのような町で暮らしたいのか、「自分が安心して認知症になれる」そんな社会を一緒に考えていきましょう!

認知症介護研究・研修東京センター 
副センター長(兼)研究部長 
永田 久美子

メッセージ

「NPO法人いしだたみ・認知症行方不明者家族等の支え合いの会」は、胸の内を誰にも明かせずにつらい思いをされている全国の多くの人たちにとって、よりどころとなり、道しるべになっていくと思います。

認知症の人の行方不明の問題は、30年以上にわたって続いている古くて新しい課題です。この会のみなさん一人ひとりが、体験した人でないとわからない思いや気づき、提案を、同じ境遇の人たちに、そして社会の人たちや自治体に、小さなことでもいいので発信していってほしいです。

声をあげることは勇気がいることだと思いますが、みなさんの声が、認知症の本人とそのご家族の安心と前を向いて進む力となり、誰もが自分なりの外出を続けられる共生のまちづくりの貴重な一歩一歩になっていくはずです。

今の日々とこれからのために、いっしょに、がんばっていきましょう。


国立長寿医療研究センター 理事長特任補佐 
鈴木 隆雄

メッセージ

認知症高齢者の方などの一人歩きにより行方不明となる問題は、非常に身近な問題となってきています。警察庁のデータでは行方不明高齢者の数(届け出人数)はこの10年でほぼ倍増していることが明らかとなりました。いかに大きな社会的問題であるかを改めてお気づきになるかと思います。さらに、これまでは行方不明に関しては認知症高齢者ご本人の問題として取り上げられることが多かったと思いますが、ご家族の方もまた、心身の苦痛や苦悩のみならず経済的負担や制度上の不備など、多くの困難な課題をご経験されてきたと思われます。しかしそれらの苦痛・苦悩・負担といった多くの問題を一緒に話し、悩みを打ち明ける場すらなかったのが実情でした。

江東さんが立ち上げた「NPO法人 いしだたみ・認知症行方不明者家族等の支え合いの会」は残されたご家族同士の経験を通じて、一緒に話し合い、少しでも解決に向けた取り組みができるような会として活動ができる「場」として着実に歩んでおられます。今後はご家族の当事者目線で認知症の方の行方不明の持つさまざまな課題の社会的解決に向けたプラットフォームとしても育っていくことを祈っておりますとともに、微力ながら応援してゆきたいと思っております。